「根岸S・G3」(29日、東京)
“自分の庭”では負けられない。府中ダート1400メートルで無類の強さを誇る
レモンポップが、横綱相撲でラ
イバル勢をシャットアウト。圧倒的1番人気に応え、待望の重賞初制覇を決めた。
スタートこそひと息だったが、二の脚を利かせて好位の外めを確保。抜群の手応えを残して勝負の直線を迎えると、あっさりと抜け出し、最後は2番人気
ギルデッドミラーの猛追を、余裕を持って封じ込めた。
鞍上の戸崎圭は「
パワー、
スピード、レースセンスと申し分ないですね」と相棒を絶賛。優先出走権を獲得したフェブラリーS(2月19日)に向けては「(距離は)ギリギリなところはあるけど、この馬ならやってくれると思う。重賞を獲れて勢いづいたので、このまま大きいところを狙っていきたい」と、次なる戦いを見据えた。