現役競走馬最多出走記録を更新中のヒカルサザンクロス(セン14、高知・宗石大厩舎)が、5日の高知3R・251カウントダウン2 Eハ(ダート1300m)に出走。かつて益田競馬に所属していたウズシオタローが持つ最多出走記録の250戦に並んだ。
レースでは宮川浩一騎手騎乗、8頭立ての5番人気ながら中団の外からしぶとく伸び、勝ったグランドフェロー(牝3)から1.3秒差の3着に健闘した。
ヒカルサザンクロスは、父ミルフォード、母ヨネマンナ(その父ミスターシービー)という血統。ダンスインザダークやフサイチコンコルドらと同世代で、95年10月に美浦・田子冬樹厩舎からデビュー。JRAで1勝を挙げて97年に上山に移籍した。その後、金沢、高崎を経て98年12月に高知に転入。それ以降8年間、毎月コンスタントに出走を続けている。通算成績250戦11勝(うちJRA16戦1勝)。
ちなみにデビューからの250戦で走った距離の合計は339500m(339.5km)。これは上越新幹線・東京-新潟間の営業キロ数とほぼ同距離となる。