荻野琢真騎乗のタイキバルドル(右)がゴール間の混戦を制す(左は2着ココナッツブラウン、カメラ・高橋 由二)
2月5日の中京6R・3歳新馬(芝1600メートル、15頭立て)は、1番人気の
タイキバルドル(牡、栗東・大久保龍志厩舎、父ダイワメジャー)が好位から抜け出し、デビュー勝ちを収めた。勝ちタイムは1分36秒9(良)。
最内枠からスタートを決め、好位を確保して流れに乗った。4コーナーをロスなく回って直線を向くと、前2頭の外から抜け出し、2着
ココナッツブラウンの追い上げを首差でしのいだ。
荻野琢真騎手は「馬の後ろで我慢させる調教が生きました。少し行きたがるところはあったけど、何とか収まりはつきました。ダート向きかなと感じる部分もあったのですが、この走りなら、きれいな馬場でもいい脚が使えそうです」と振り返った。