2022年の武蔵野Sを制したギルデッドミラー(撮影:下野雄規)
2022年の武蔵野ステークス覇者であるギルデッドミラー(牝6、栗東・松永幹夫厩舎)が9日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖馬となる予定。JRAが同日、ホームページ上で発表した。
ギルデッドミラーは父オルフェーヴル、母タイタンクイーン、母の父Tiznowという血統。
2019年7月に中京競馬場の2歳新馬戦でデビューし、1番人気に応えて初戦白星。20年4月にはアーリントンCで重賞初出走を果たし、後にGIを勝つジュンライトボルトに先着する2着と健闘した。続く初のGIとなったNHKマイルCでも3着と好走。
5歳となった22年は8月のNST賞でオープン勝ちを収めると、武蔵野Sではゴール前でレモンポップをかわして、同レース初となる牝馬の勝利。同馬にとっても重賞初制覇となった。23年の始動戦となった根岸Sで2着と存在感を示し、フェブラリーSへ向けて調整をしていた矢先に故障が判明。急きょ引退する運びとなった。通算成績22戦4勝。
(JRAホームページより)