前々走の1勝クラスが圧巻の勝ちっぷりだったレッドミラージュ(ユーザー提供:淳。さん)
土曜東京9Rの箱根特別(4歳上・2勝クラス・芝2400m)はレッドミラージュ(牝4、美浦・栗田徹厩舎)を狙い撃つ。
特筆できるのは今回と同舞台だった前々走1勝クラスの勝ちっぷりだ。当時は前半こそスローで流れたが、残り1000mから1F11秒台のラップに突入し、地力が問われる形に。そんな中、中団から直線で一気に抜け出し、3馬身半差の圧勝。何よりインパクトがあったのは、勝ち時計の2分23秒8だ。これは昨年以降の東京芝2400m全34鞍の中で、ダービーの2分21秒9、ジャパンCの2分23秒7に次ぐ3位で、時計が出やすい馬場だったことを考慮しても文句なしの好時計。つまり、この一戦でオープン級の能力を示したといえるのだ。
昇級戦の前走は8秒9差の最下位10着だが、喉にアクシデントがあったとのことで参考外。復帰戦の今回、喉が大丈夫かどうかは未知だが、力を出し切れさえすれば圧勝まであるはず。強気に勝負したい。