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【京都記念】池添復帰!期待のプラダリアと飛躍の時「今年のG1でタイトルを目指していきたい馬」

2023年02月10日 05:30

池添謙一を背にスタンド前で運動するプラダリア

 勝負強い男が戻ってくる。昨年11月26日の阪神7R入線後に落馬し、腰部を負傷して破裂骨折と診断されていた池添謙一(43)が今週から復帰。開幕する阪神の日曜メイン「第116回京都記念」は「今年G1でタイトルを目指したい」と期待するプラダリアとのコンビで同期のダービー馬に立ち向かう。

 落馬から馬に乗れなかった苦悩の2カ月間。池添にとっては乗馬を始めた小学5年から今までで最長の期間だった。「骨折した当初は体が動かず出口も見えなかった。たった2カ月かもしれないが、自分の中では長い2カ月だった。気持ちもそうですし、いろいろと考えることもありました」

 G1シーズン真っただ中での落馬負傷。香港スプリントで騎乗予定だったメイケイエールも乗り替わりとなった。「12月はG1に頼まれている馬もいて香港もあったから、正直めちゃくちゃへこんで…。目標もなくなった。何のためにリハビリをやっているのかと思ったりもした」と振り返る。

 それでも前を向けたのは今月いっぱいで定年する父・兼雄師の存在が大きかった。「それまでには復帰して父の馬に騎乗して送り出したい。定年までには乗りたいという目標ができて頑張ってきた」。先月31日から栗東で調教騎乗を再開。「先週から乗って感覚、体感は戻っている。実戦は甘くないと思うが体もつくってきたので、そこまで不安はない」と力を込める。

 楽しみなパートナーとのコンビ復活もモチベーションになった。京都記念で騎乗するプラダリアは弟・学厩舎の管理馬。デビューから昨年の菊花賞7着まで手綱を取った。2週連続で追い切りに騎乗しコンディションはチェック済み。「いい状態で臨める。今年のG1でタイトルを目指していきたい馬。メンバーはそろってますけど、いいところを見せたい」と意気込んだ。

 先週土曜は尊敬する武豊のJRA通算4400勝を見届けるため、朝イチの新幹線で小倉競馬場へ向かった。セレモニーでは記念プラカードを持ってレジェンドを祝福。「豊さんに憧れてジョッキーになったので僕も頑張らないといけないなと思った。やっぱり、そこにいたいなと思いますよね」。勝利に導き、ファンの待つウイナーズサークルに戻ってくる。

 ◇池添 謙一(いけぞえ・けんいち)1979年(昭54)7月23日生まれ、滋賀県出身の43歳。98年に栗東・鶴留明雄厩舎から騎手デビュー、その年の北九州記念(トウショウオリオン)で重賞初騎乗V。11年にオルフェーヴルで3冠を達成するなどG1・27勝。父・兼雄師と弟・学師は現役トレーナー。JRA通算1万4277戦1338勝(うち重賞94勝)。1メートル62、50キロ。血液型O。

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