昨年9月のアスター賞以来の3勝目を目指すドンデンガエシ(ユーザー提供:naさん)
日曜東京9RのヒヤシンスS(3歳、リステッド、ダ1600m)は初ダートの
ドンデンガエシ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)で穴狙いだ。
過去5戦は全て芝。未勝利、1勝クラスと連勝後、朝日杯FSで12着、ジュニアCで9着とオープンの壁に当たったことで、6戦目でのダート初挑戦となった。過去10年のヒヤシンスSを振り返ると、前走が芝だった馬は[0-3-0-17]の連対率15%。連対した3頭はいずれもダート2勝馬だったので、砂未経験の
ドンデンガエシは狙いづらいように思える。
しかしながら、血統に目を転じれば父は芝ダート兼用の
ドレフォン。さらに祖母トゥザヴィクトリーは芝でエリザベス女王杯を制し、ダートのドバイワールドCでも2着だった芝ダート二刀流の名牝だ。クッションが硬めの脚元を見ても、ダート適性は十分に感じられる。砂の強豪が揃った一戦だが、一角を崩すシーンを期待したい。