デビュー戦を飾ったパイリヴレ(右、カメラ・荒牧 徹)
2月18日の東京2R・3歳新馬(ダート1400メートル=16頭立て)は横山武史騎手騎乗の
パイリヴレ(牝、美浦・鈴木伸尋厩舎、父・ヘニーヒューズ)が単勝1・7倍の圧倒的な支持に応え、デビューVを飾った。勝ち時計は1分26秒7(良)。
道中は6番手から追走。直線で外に持ち出すと、上がり3ハロン最速となる36秒6の末脚を繰り出し、2着馬に1馬身半差つける強い勝ち方だった。
高い素質を感じさせるレースぶりに、横山武史騎手も「スタートでトモ(後肢)を落としたけど、勝てたのですごいですね。期待通りの勝ち方でした。本格化はまだ先だけど、新馬としては濃い内容でなによりです」と声を弾ませた。