1枠の馬にとっては厳しいデータか(c)netkeiba.com
2月19日に東京競馬場で行われるフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)について、過去10年の枠順データから検証していく。
枠別では最多となる6度の馬券絡みが5枠。逆に1枠は馬券絡みが1回で、最少の数字となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
【1枠】1-0-0-18/19 勝率5.3% 複勝率5.3%
【2枠】3-0-2-14/19 勝率15.8% 複勝率26.3%
【3枠】1-2-1-16/20 勝率5.0% 複勝率20.0%
【4枠】1-1-1-17/20 勝率5.0% 複勝率15.0%
【5枠】0-2-4-14/20 勝率0.0% 複勝率30.0%
【6枠】2-0-2-16/20 勝率10.0% 複勝率20.0%
【7枠】2-2-0-16/20 勝率10.0% 複勝率20.0%
【8枠】0-3-0-17/20 勝率0.0% 複勝率15.0%
着別度数だけでは判断が難しいが、回収率も考慮すると外枠の方が優勢か。7枠からは2014年にコパノリッキーが16番人気で1着、8枠からは2020年にケイティブレイブが16番人気で2着となっており、大穴の激走例がある。今年も妙味がありそうな伏兵馬が外枠に揃っており、狙い撃ちしたいところだ。
内枠では2枠・3枠は好走例が多いものの、1枠はなんと馬券絡みが1度のみ。その1回も2013年にグレープブランデーが3番人気で1着になったのみで、近9年では一度も馬券圏内に来ていない。フェブラリーS初の外国馬参戦となったシャールズスパイトが1枠に入ったが、データ的には嫌った方がよさそうだ。