現役時代のサトノアレス(写真は2017年函館記念出走時、撮影:武田明彦)
今月1日、ブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションに繋養されていた
サトノアレス(牡9)が、トルコジョッキークラブからのオ
ファーにより輸出されることが決定。同スタリオンのホームページにて発表された。
そして20日、同馬は検疫のため栃木県の鍋掛牧場を経由し、5日に関西国際空港からトルコへと出発していたことが、『競走馬のふるさと案内所』のサイトにて明らかになった。
サトノアレスは2020年より種牡馬として供用。血統登録された今年の2歳馬18頭は、日本でデビュー予定である。
同馬は父ディープインパクト、母サトノアマゾネス、母の父デインヒルという血統。同牝系にはBCマイル(G1)やジュライC(G1)などを制したロイヤルアカデミーII、北米リーディングサイアーの経験を持つストームキャットがいる。
2016年8月にデビューし、3戦目で勝ち上がり。続くベゴニア賞、朝日杯FS(GI)と3連勝でGI制覇を果たし、2016年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。
翌2017年には巴賞(OP)を勝利。重賞では
2018年の東京新聞杯で
リスグラシューの2着、
2018年の京王杯SC(GII)と2019年の東京新聞杯(GIII)で3着になるなどの活躍をおさめた。通算成績は16戦4勝。