サウジCを制したパンサラッサ(c)netkeiba.com
現地時間25日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサウジC(4歳上・G1・ダ1800m)は、先手を取った吉田豊騎手騎乗のパンサラッサ(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、追い込んだカントリーグラマー(牡6、米・B.バファート厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒80(良)。
3着にはカフェファラオ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)が入り、ジオグリフ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が4着、クラウンプライド(牡4、栗東・新谷功一厩舎)が5着と続いた。なお、ジュンライトボルト(牡6、栗東・友道康夫厩舎)は7着、ヴァンドギャルド(牡7、栗東・藤原英昭厩舎)は11着だった。
勝ったパンサラッサは、父ロードカナロア、母ミスペンバリー、その父モンジューという血統。初のダートG1出走を見事逃げ切り、世界最高1着賞金1000万米ドル(約13億5千万円)を手にした。G1は昨年のドバイターフに続く2勝目。