【弥生賞】クラシック前哨戦に強い母系のワンダイレクト 高いレースセンスで重賞制覇へ

2023年03月04日 20:30

前走の若駒Sは惜しくも2着だったワンダイレクト(ユーザー提供:ワラビさん)

 中山11Rの弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)はレースセンスを評価してワンダイレクト(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)で勝負だ。

 クラシック前の上級戦に強い母系だ。母ワントゥワンが16年に紅梅Sで2着、エルフィンSで3着。祖母ワンカラットは09年にフィリーズレビューを制した。さらに同馬の叔母ジュエラーは16年にチューリップ賞2着から桜花賞を制覇、同じく叔母にあたるサンシャインは12年のエルフィンSを制している。

 そんな完成が早い母系の影響だろうか、ワンダイレクトもこの時期のハービンジャー産駒にしては緩さがなく、速い脚を使えるのが強み。レースにも注文が付かず、前に行って良し、差して良しだから、大崩れのないタイプといえるだろう。一瞬で加速できるので、初の小回り中山も合いそう。名手ルメール騎手に導かれ、重賞初制覇に手が届くとみる。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。