現地時間22日、英・ヨーク競馬場でヨークシャーオークス(3歳上牝、英G1・芝12f)が行われ、道中中団の外を追走したJ.ムルタ騎手騎乗の1番人気
ピーピングフォーン Peeping Fawn(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が、直線に向いて追い出されると鋭く伸び、
アレグレット Allegrettoに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分32秒70(良)。さらに5馬身差の3着には
トリックオ
アトリート
Trick Or Treatが入った。
勝った
ピーピングフォーンは、父デインヒル、母は01年フィリーズマイル(英G1)2着の
Maryinsky(その父Sadler's Wells)、祖母がケンタッキーオークス(米G1)を勝った
Blush with
Prideという血統の米国産馬。従妹に今年牝馬として102年ぶりにベルモントS(米G1)を勝ったラグストゥリッチズ
Rags to Riches(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)がいる。
今年4月のデビューから4戦目で初勝利を挙げると、愛1000ギニー(愛G1)3着、英オークス(英G1)2着から臨んだプリティポリーS(愛G1)で重賞初制覇。さらに愛オークス(愛G1)、ナッソーS(英G1)と連勝し、今回の勝利でG1・4連勝となった。通算成績10戦5勝(重賞4勝)。