１１日の阪神１Ｒを１番人気のヨウシタンレイで制し、デビュー２年目の今村聖奈騎手（１９）＝栗東・寺島＝が今年の１２勝目を挙げた。ＪＲＡ通算６３勝目。２番手でレースを進めると、残り２００メートルで先頭に立ち、最後は３馬身差Ｖで単勝１・６倍の圧倒的な人気に応えた。

　聖奈は「ちょっと間隔があいていたのですが、プールを併用したり、在厩で思い通りの調整ができていたと思います。新馬の時よりも良くなっているという手応えがありましたし、自信がありました。引き続き乗せていただいて、自分の中ではすごくうれしい１勝になりました」と、騎乗を依頼してくれた関係者に感謝していた。