ペースセッティングに期待(C)netkeiba.com
中京芝1400m戦としてリニューアルされて今年で12回目で、NHKマイルCを目指す馬の前哨戦としての役割を持つレース。近年だと、20年2着のラウダシオンがNHKマイルCを優勝し、21年2着のグレナディアガーズが同3着となっている。
1.距離延長組は苦戦
過去10回で、前走から距離延長となる馬は[0-0-1-41]で複勝率2.4%と苦戦。対して、前走が1400mだった馬は[5-4-2-49]で複勝率18.3%、前走がマイルだった馬は[5-6-7-50]で複勝率26.5%。
2.既にオープン実績がある馬
昨年は既にオープン好走歴があった馬が1・3着で、一昨年は重賞連対実績馬の上位独占だった。他にも、19年の勝ち馬ハッピーアワー、18年の2・3着だったアサクサゲンキとフロンティア、17年3着のメイソンジュニア、15年2着のアクティブミノルは2歳時にオープンを勝利していた。上がり馬より、既に実績がある馬が好走してくる傾向。
3.栗東所属馬
過去10回で、栗東所属馬は[6-9-8-86]で複勝率21.1%なのに対し、美浦所属馬は[4-1-2-53]で複勝率11.7%。基本的には栗東所属馬を中心視するのが良さそう。
ペースセッティングに期待したい。近走は2着続きでもレース内容は徐々に良化。前走のシンザン記念やそれ以前の走りから距離短縮はプラスのはずで、勝ち負けは必至と見る。