昨年の信越Sを制したダディーズビビッド(ユーザー提供:もふさん)
千田輝彦調教師がダディーズビビッド(牡5、栗東・千田輝彦厩舎)で高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)に参戦。GI初制覇を狙う。
千田師はこれまでGIに6回参戦。22年菊花賞でのヤマニンゼストの6着が最高となっている。また、騎手時代にもGIに6回騎乗。91年エリザベス女王杯ではスカーレットブーケで3着、92年菊花賞ではダイイチジョイフルで5着に健闘したものの、栄冠には届かなかった。
ダディーズビビッドは古馬になって以降、惜敗が続いていたが、3走前の信越Sで1年5カ月ぶりの勝利を手にした。続く睦月Sは太め残りが堪えて6着に終わったものの、前走の阪急杯では馬体が絞れ、アグリからクビ差の2着と巻き返し成功。GI初挑戦へとこぎつけた。得意の左回りに替わるのは大きなプラス。重賞初制覇がGIとなっても何ら不思議はない。