29日、旭川競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1000m)で、藤倉寛幸騎手騎乗の7番人気フラワータイム(牝2、北海道・谷口常信厩舎)が、8番人気ターチャンイチバンに4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分03秒9(良)。この勝利が新種牡馬ビーマイナカヤマの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったフラワータイムは父ビーマイナカヤマ、母タイムフォーモサ(その父アスワン)という血統。7月17日にデビューし、今回が4戦目だった。
ビーマイナカヤマは、父エブロス、母ビーマイファイア(その父Be My Guest)。半弟に昨年の京王杯2歳S(GII)で2着したマイネルフォーグ(牡3、栗東・宮徹厩舎、父スターオブコジーン)がいる血統。
現役時代、5歳時の99年北海道スプリントC(交流GIII)で重賞初制覇を果たすと、00年、01年のガーネットS(GIII)を連覇するなど9歳まで現役で走り、通算53戦13勝(うち地方17戦6勝、重賞8勝)の成績を残した。
引退後、北海道浦河の中山牧場で種牡馬入り。初年度は14頭に種付けを行い、6頭が血統登録されている。