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【有力馬動向】馬体すっきりのジェラルディーナ 走りもリズム良く/馬三郎のつぶやき

2023年03月23日 19:56

大阪杯出走予定のジェラルディーナ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

◆馬体すっきりジェラルディーナ、大阪杯へ順調(23日・浜口)

 大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)への出走を予定しているジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇)がこの日、栗東CWで6F81秒6-11秒8(G強め)を記録。前半からリズム良く走れており、前走時からいい意味で変わらない雰囲気。久々を苦にしない気性で馬体もすっきりと見せている。

カフェカエサルがGI出走馬と互角の動き(23日・森元)

 20年12月のこうやまき賞8着以来、長期休養に入っていたカフェカエサル(牡5歳、美浦・堀)が、美浦Wで5F66秒5-11秒2(馬なり)をマーク。大阪杯に出走予定のヒシイグアスを先導し、最後は互角に渡り合った。さすがにブランクが長過ぎるが、今の1勝クラスでは脚力が違う可能性がある。

パワーブローキングアンタレスSへ(23日・玉川)

 韓国馬事会杯を勝ち、オープン入りしたパワーブローキング(牡4歳、美浦・栗田)。師は「無事ならばアンタレスS(4月16日・阪神、ダート1800m)へ行きます」とのことだった。なお、使った場合、鞍上は大野に乗り替わる。

◆大阪杯連覇へ、ポタジェがハードな攻め(23日・城谷)

 金鯱賞6着からの変わり身を狙うポタジェ(牡6歳、栗東・友道)が、大阪杯の1週前追いを栗東CWで消化。道中は僚馬に先導させ、4角で内めから一気にスパート。最後は単走の形でゴールし、6F80秒2-36秒9-11秒9(一杯)をマークした。このところ淡泊な競馬が続いていたこともあり、闘志をかき立てる意味も含めて手いっぱいに追うハードな攻めを消化。徐々に調子は取り戻しており、このひと追いでピリッとしてくれば、昨年の勝ち馬が復活するシーンがあっても驚けない。

◆坂路で躍動、ソダシ春の重賞戦線へGO(23日・紺谷)

 白毛のGI馬ソダシ(牝5、栗東・須貝)が栗東坂路で時計をマーク。テンポ良くラップを刻んで、スイスイと駆け上がってきた。春の重賞戦線にまた有力馬が戻ってきた。

マリアエレーナが大阪杯で巻き返し(23日・安里)

 金鯱賞は8着に敗れたマリアエレーナ(牝5歳、栗東・吉田)。「内めで窮屈になってしまい、参考外のレース。走り切っていないので疲れはない」(高島助手)とのことで、大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)に向かう。「二千はベスト。昨秋の天皇賞も不利があったもので、牡馬相手でも苦にしない。能力さえ出し切れば」と、巻き返しに力が入っている。

◆大阪杯狙うダノンザキッドは気配上昇(23日・竹原)

 大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)を予定するダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆)が、横山和を背に栗東CWで1週前追い切り。時計は6Fから83秒4-37秒6-11秒5(一杯)。ミッキーゴージャス(3歳1勝クラス)に1秒1先着した。しっかりと折り合いをつけ、3角過ぎからスピードアップ。直線はあっさりと抜け出してきた。休み明けを叩かれて、気配はグングン上向いている。

◆絞れたら前進可能…ダービー卿CT出走のベレヌス(23日・矢野)

 京都金杯16着のベレヌス(牡6歳、栗東・杉山晴)は、ダービー卿CT(4月1日・中山、芝1600m)に出走を予定。栗東CWでの1週前追い切りには西村淳騎手が、2週連続で騎乗し、6F79秒0-35秒8-11秒3をマークした。「前回も攻め馬は積んでいたが、太めが残っていた。体重は乗ってきているが、暖かくなって絞りやすくなると思う。調教の動きはいいですよ」と、師は前進を期待する。

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