今週の土曜日は、阪神競馬場で毎日杯(GIII・芝1800m)が行われます。
クラシックのトライアルレースでありませんが、21年の勝ち馬シャフリヤールは日本ダービー、17年のアルアインは皐月賞をそれぞれ制しており、春のビッグレースに直結するレースと言っても過言ではありません。そのような特性を持っている事からノーザンファームも力を入れているのか、過去10年で4勝を挙げる活躍を見せています。今年も多数のノーザンファーム生産馬がスタンバイしており、その走りに注目が集まります。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の阪神大賞典では【残った馬】のジャスティンパレスが優勝し、ボルドグフーシュが2着。さらに3着には【注目の穴馬】として挙げたブレークアップが5番人気ながら好走しています!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走から9週以上空いての出走(ノーザンファーム生産馬以外)
[0-0-0-14] 複勝率0%
該当馬:オメガリッチマン、フルメタルボディー
(過去の主な該当馬:17年ガンサリュート3番人気7着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるオメガリッチマンが条件に該当しました。
まだ経験の少ない3歳という事もあり、あまりレース間隔が空くことは好ましくないといえます。
ただ、ノーザンファームは規模の大きい牧場なだけに、そこでの生産馬は休養中でも調教施設が充実した環境で調整されます。そのような事情から、ノーザンファーム生産馬は間隔が空いても好走の可能性があるといえるでしょう。
一方で、それ以外の生産馬は間隔が空いた際の好走例が皆無。上記の理由からも、ノーザンファーム生産馬以外で間隔が空いた馬は割引が必要といえそうです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考に、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。