前走のエリザベス女王杯で2着に健闘したライラック(ユーザー提供:ななみさん)
【馬場情報】
3場ともに道悪となる。中山の芝は全体的に荒れているので、道悪適性が求められそう。脚質的に外差し優勢。先週土曜に活躍したステイゴールド系に注意したい。ダートは高速決着で前に行った馬が止まらない。1800mは500kgの大型馬に分がある。
阪神の芝は回復して良になるかも。好位〜中団からしっかりと脚を使える馬がベター。ダートは高速決着だが、中山と違って差しも決まる。大型馬が有利ということもない。
中京の芝は稍重か重だろう。先週までのAコースからBコースに替わって、普通に考えると内を走れる馬が有利。特に1200〜1400mでは内枠の先行馬に注意したい。ダートは速い時計が出るが、先週の傾向を踏襲すれば、展開次第で差し馬にも出番がある。
【注目馬】
中山11R・ライラック…道悪得意のオルフェーヴル産駒で、実際に前走のエリザベス女王杯(重馬場)で2着の実績あり。中山巧者でもあるので、牡馬2強の一角を崩せていい。
阪神7R・タガノシャーンス…ダートの新馬を勝ち、昇級戦で芝替わり。条件は楽ではないが、キタサンブラック産駒は芝の道悪が得意。阪神内回りの内枠もプラスに働く。
中京6R・ディオース…Bコース替わりの最内枠は大きなプラス。パワー型のヴィクトワールピサ産駒だけに、道悪も問題なし。初勝利のチャンスだ。