昨年の高松宮記念は惜しい2着だったロータスランド(ユーザー提供:アオリイカさん)
【馬場情報】
3場ともに土曜以上の道悪となりそう。まずは中山から。土曜の芝は逃げ馬が4戦4勝。どの位置にいても脚が上がるので、差し馬は厳しい。内枠の逃げ先行馬を中心に組み立てたい。ダートも先行有利。上級クラスになると持ち時計がない馬は苦しい。
阪神の芝は土曜が稍重→良だったが、日曜は重、あるいは不良だろう。いずれにしても土曜同様、直線勝負では厳しい。内枠から好位〜中団に付けられる馬に分がある。ダートの下級条件は前に行った馬が流れ込む競馬が多くなる。
中京の芝は当日のバイアスの変化に要注意。ひとまず短距離は内&先行ベター。一方、中距離は差しも決まる。ダートは短距離ならペース次第で待機組に出番あり。対照的にペースの落ち着きやすい中距離は先行決着が増える。
【注目馬】
中山11R・ケンシンコウ…昨年のこのレース(重)で12番人気ながら2着に健闘したように、高速決着は大きなプラス。近走で前に行けていないのが気掛かりだが、前走でマイルのGIを使ったことで行きっぷりは良くなるだろう。高配提供を期待したい。
阪神11R・ヴィジュネル…マクフィ産駒らしく、芝の稍重〜不良は[2-1-0-0]と得意。3走前と2走前にはマイルのオープンで0秒1差2着&0秒1差4着だから、このメンバーなら地力も上位。それでいて人気薄なら積極的に買いたい。
中京11R・ロータスランド…昨年のこのレース2着を含め、稍重〜不良では[3-2-0-0]の連対率100%。昨年が9番で今年が8番だから、枠もいい。ここから内枠へ流したい。