現地時間1日、米・サラトガ競馬場で行われたウッドウォードS(3歳上、米G1・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗の1番人気ローヤーロン Lawyer Ron(牡4、米・T.プレッチャー厩舎)が道中2番手から3角あたりで先頭に立つと直線では後続を突き放し、サンキング Sun Kingに8.1/4馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分48秒60(良)。さらに1.1/4馬身差の3着にダイヤモンドストライプス Diamond Stripesが入った。
勝ったローヤーロンは、父Langfuhr、母Donation(その父Lord Avie)という血統の米国産馬。06年リズンスターS(米G3・ダート8.5f)において2着に8.1/4馬身差をつける圧勝で重賞初制覇。その年はレベルS(米G3・ダート8.5f)、アーカンソーダービー(米G2・ダート9f)も制し、ケンタッキーダービー(米G1)に出走したが12着に惨敗していた。今年に入り、オークローンH(米G2・ダート9f)で重賞4勝目を挙げ、前走のホイットニーH(米G1・ダート9f)で2着に4.3/4馬身差をつける圧勝で初G1制覇を果たしていた。通算成績24戦12勝(重賞6勝)。