2日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(2歳、GIII・芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の3番人気{horse=2005102499:エフティマイア}(牝2、美浦・矢野進厩舎)が好位追走から抜け出し、外から追い込んだ16番人気シャランジュを1.1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。さらにクビ差の3着に9番人気ゴールドストレインが入り、1番人気タケミカヅチは6着に敗れた。
勝ったエフティマイアは父フジキセキ、母カツラドライバー(その父ニホンピロウイナー)という血統。05年セレクトセール当歳にて800万円で落札されている。6月24日のデビュー戦(福島・芝1200m)で2着に5馬身差をつけて圧勝し、前走のマリーゴールド賞(OP・芝1400m)も1番人気に応えて制し、デビューから2連勝を果たしていた。通算成績3戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の蛯名正義騎手は今年のプロキオンS(GIII、ワイルドワンダー)以来のJRA重賞制覇で今年3勝目、通算75勝目。管理する矢野進調教師は99年ラジオたんぱ賞(GIII、シルクガーディアン)以来約8年ぶり、通算36勝目のJRA重賞となった。