重賞2勝目を目指すアナザーリリック(21年7月撮影、ユーザー提供:ななみんさん)
中山、阪神ともに金曜正午の段階で芝ダートともに良。雨予報もなく、良での開催となりそうだ。ただ、2場ともに含水率は高めとなっている。
中山の芝は先週までのAコースからBコースに替わる。ただ、JRAの発表によれば「3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内側に傷みがある」とのこと。道悪開催が2週続いた影響を考慮すれば、パワー型の持久力タイプに注意が必要かも。ダートはやってみないと何とも言えない。
阪神の芝はどちらかといえば内有利の状況が続いている。とりわけ内回りは先団〜中団でロスなく運べた馬に分がある。ダートは下級条件こそ先行決着が多いが、上のクラスでは展開次第で差しも届く。
【注目馬】
中山11R・アナザーリリック…今回と同舞台のアネモネSを制した時が重馬場だったように、力のいる馬場は得意なタイプ。休み明けにも実績があるので、展開一つでアタマまであっていい。
阪神10R・ワンダーカタリナ…ここ2戦はともに10着だが、前々走は直線で前が壁、前走は最後方から外を回す厳しい形だったので、いずれも力負けではない。今回は阪神内回りで有利な内枠ゲット。巻き返しがある。