【桜花賞】近年不振のフィリーズレビュー覇者 シングザットソングは18年ぶり戴冠なるか

2023年04月03日 19:02

フィリーズレビューを制したシングザットソング(C)netkeiba.com

 フィリーズレビューを制したシングザットソング(牝3、栗東・高野友和厩舎)が桜花賞(3歳・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。

 フィリーズレビューの覇者は桜花賞で苦戦が続いている。平成以降に限れば、フィリーズレビューと桜花賞を連勝した馬は、97年キョウエイマーチと05年ラインクラフトの2頭のみ。06年以降は17連敗中で、馬券に絡んだのも12年3着アイムユアーズの1頭だけとなっている。

 シングザットソングは逆風データを跳ね返せるか。一つ言えるのは、近年のフィリーズレビュー覇者はいかにも1400mがベストの馬が多かったのに対し、シングザットソングは本質的にマイラーの可能性が高いということ。

 実際、デビューから3戦連続で1600mを使われていたため、前走時には1400mへの対応を不安視されていたほどだ。前後半3Fが33.2-35.8のハイペースを早め進出で押し切ったフィリーズレビューの勝ちっぷりも優秀。未対戦のリバティアイランドやライトクオンタムに一泡吹かせる可能性は十分にある。

【フィリーズレビューと桜花賞を連勝した馬】カッコ内は桜花賞の人気
69年ヒデコトブキ(3)
70年タマミ(1)
73年ニットウチドリ(1)
75年テスコガビー(1)
81年ブロケード(1)
85年エルプス(2)
86年メジロラモーヌ(1)
97年キョウエイマーチ(1)
05年ラインクラフト(2)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。