前走のクイーンCで重賞初制覇を果たしたハーパー(ユーザー提供:KZSさん)
友道康夫厩舎がハーパー(牝3、栗東・友道康夫厩舎)で桜花賞(3歳牝・GI・阪神芝1600m)の初制覇を目指す。
これまでJRAのGIを17勝している同厩舎だが、そのうち14勝を牡馬で挙げている。牝馬は13&14年ヴィクトリアマイルのヴィルシーナ、16年秋華賞のヴィブロスの3勝のみ。クラシックに限れば未勝利で、桜花賞は4頭が出走し、12年ヴィルシーナの2着が最高着順となっている。
ハーパーは今回と同舞台の未勝利、クイーンCと2連勝中。ハーツクライ産駒は遅咲きのイメージだが、本馬は母系に米国の早熟スピード血統が重ねられているので、完成度が高いのが強みだ。どちらかといえばオークスの方が向くタイプだが、そこは地力でカバー。厩舎に初の牝馬クラシックタイトルを届けたい。
【友道厩舎の桜花賞成績】カッコ内は人気
12年ヴィルシーナ・2着(4)
17年アドマイヤミヤビ・12着(2)
18年アンコールプリュ・11着(9)
19年ビーチサンバ・5着(4)