JRAの佐藤翔馬騎手が「地元」の川崎で初勝利 「お世話になった方たちの前で勝ててうれしい」

2023年04月04日 17:20

佐藤翔馬騎手が川崎3Rをラムタで制しデビュー初勝利を挙げた(撮影・志賀浩子)

 今年3月にデビューした新人の佐藤翔馬騎手(18)=美浦・小桧山悟厩舎所属=が4月4日の川崎3Rで騎乗したラムダ(牡5歳、川崎・平田正一厩舎、父ルーラーシップ)で勝ち、デビュー初勝利を挙げた。

 好スタートから先頭に立ってレースの主導権を奪うと、スローに落とし込んでの楽逃げに持ち込んだ。直線に入っても脚色は衰えず、1馬身半差で押し切り勝ち。3月4日にデビューした後はJRAで29戦、地方で6戦目の計35戦目での初勝利となった。

 佐藤翔騎手は川崎生まれの川崎育ち。父が元騎手で現在、川崎競馬調教師の佐藤博紀氏。母も父の厩舎できゅう務員をしている。

 レース後、川崎競馬の関係者に囲まれ「もっと早く勝ちたいと思っていましたが、お世話になった方たちの前で勝ててうれしい。ホッとしました」とうれしそうな笑みを見せた。

 レースを見守っていた、師匠の小桧山悟調教師は「子供の頃から草競馬に乗ってきた子だから、騎乗に対しての経験値が違う。自分の言葉で馬のことが話せるし、騎手脳が優れている」と評価。愛弟子の初勝利を喜んでいた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。