川崎5Rをシェリーアモールで制して初勝利を挙げた小林美駒騎手(右から3人目)(撮影・志賀浩子)
今年3月にデビューしたJRAの新人、小林美駒騎手(18)=美浦・鈴木伸尋厩舎=が4月4日の川崎5R(ダート900メートル)で騎乗した
シェリーアモール(牝7歳、川崎・佐々木仁厩舎、父グラスワンダー)で初勝利を決めた。
小林美騎手は初の川崎だったが「小回りで砂の深いコース。馬の負担は大きい」と読んで臨んだ。忙しい900メートル戦とあって、勢いよくスタートを切ると2番手を追走。直線で大接戦を演じ首差で制した。
「人気で能力のある馬。結果を出せてうれしい」と笑みを見せたが、「これまで、自分の足りない部分や、馬に負担をかけていないかなどを考え、先輩騎手にアド
バイスもらってきた。これからも、課題を持って臨みます」と次の1勝に向けて前を向いた。