前走のフェアリーSが惜しい2着だったメイクアスナッチ(ユーザー提供:zatsumuさん)
今年の桜花賞は収得賞金1600万円の馬でも除外という、過去最高の賞金ボーダーとなった。その影響もあって、ニュージーランドトロフィー(3歳牡牝・GII・中山芝1600m)には大挙7頭の牝馬が出走を予定している。
ラインナップも豪華だ。7頭全てがオープン馬。フェアリーSがアタマ差の2着だった
メイクアスナッチ(牝3、美浦・武市康男厩舎)、チューリップ賞が0秒1差4着の
ルミノメテオール(牝3、美浦・金成貴史厩舎)は、桜花賞でも穴人気を集めたであろう実力馬。オープン勝ちの実績がある
ウンブライル(牝3、美浦・木村哲也厩舎)、
ミシシッピテソーロ(牝3、美浦・畠山吉宏厩舎)、
モリアーナ(牝3、美浦・武藤善則厩舎)も侮れない存在だ。
牝馬がニュージーランドTを勝てば、97年
シーキングザパール以来で26年ぶり6頭目。98年以降は44頭が挑んで4回ある2着が最高となっているが、四半世紀の沈黙を破る勝利を期待したい。
【牝馬のニュージーランドT制覇】
92年
シンコウラブリイ(4番人気)
94年
ヒシアマゾン(1番人気)
95年
シェイクハンド(7番人気)
96年
ファビラスラフイン(1番人気)
97年
シーキングザパール(1番人気)