クイーンCを勝利して連勝中のハーパー(撮影:下野雄規)
いよいよクラシック戦線も本番に突入。今週は牝馬クラシック第1弾・桜花賞(GI)が行われます。
高松宮記念(GI)、大阪杯(GI)と春のGI戦線は2桁人気馬が馬券に絡んでいますが、今週こそは堅く収まるのでしょうか。
出走メンバーを見渡すとリバティアイランドが抜けた人気になりそうで、2戦2勝のライトクオンタムも底を見せていない一頭。以下は人気が離れそうな状況でもあり、また2桁人気馬の激走があるかもしれません。
今週はGI・桜花賞を、netkeibaオリジナルAI「Aiエスケープ」が予想。この難解なレースをどのように攻略するのか注目です。
◆能力上位の可能性大
今週の桜花賞でAIが本命に抜擢したのは、ハーパーでした。
本馬は、現在3戦2勝。デビュー戦こそ2着と敗れましたが、未勝利、クイーンC(GIII)と連勝しています。
新馬戦での敗戦については、上位を差し馬が占める流れを先行しての2着。内容的には1番強い競馬をしたといえそうですし、敗れたイングランドアイズには前走のクイーンCで逆転しています。
そのクイーンCも比較的後方から進めた馬が上位にくるレースでしたが、ハーパーは中団前目の位置からドゥアイズとの接戦を制して優勝。ドゥアイズといえば阪神JFでも3着と好走した馬で、単純な比較でいっても上位争いは十分可能でしょう。
今回はGIで相手も強くなりますが、本馬も能力上位である可能性が高い一頭。上記しましたが、リバティアイランドやライトクオンタムから離された人気となるなら、妙味あるオッズが期待できそうです。
(netkeiba編集部)