【AI予想・皐月賞】1勝馬が「◎」候補!? 素質の高さが叶えうる豪快な差し切りに期待

2023年04月10日 19:00

素質の高さが評価されるダノンタッチダウン(c)netkeiba.com

 今週の開催は、先週に引き続き「中山・阪神・福島」の3場。先週末の桜花賞では、1番人気リバティアイランドが最後方から大外一気で差し切るという豪快なレースを見せてくれました。これから先が楽しみなスター誕生の瞬間でした。

 そして今週日曜日には、牡馬クラシック三冠の開幕を告げる皐月賞(GI・中山・芝2000m)が中山競馬場で開催されます。

 毎週、重賞での激走馬をAIが予想するこのコーナー。今週はこの注目必至のGI皐月賞をピックアップ。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、絶好の狙い馬を探します。

 月曜日現在、登録馬は20頭。フルゲートは18頭です。

 2歳GIの朝日杯FS(GI・中山・芝1600m)勝ち馬ドルチェモア、ホープフルS(GI・中山・芝2000m)勝ち馬ドゥラエレーデは共に不在。とはいえ、メンバーは重賞戦線で上位になっている馬たちが勢揃い。馬券的には、かなり面白そうなメンバー構成となりました。

 まだ人気順は不明な点も多いですが、現在上位人気が予想されるのは共同通信杯(GIII・東京・芝1800m)1着のファントムシーフ(牡3・栗東・西村厩舎)が挙げられます。鞍上が引き続きC.ルメール騎手となれば人気上位は必至でしょう。

 対するは、デビューからの連勝で前走京成杯(GIII・中山・芝2000m)を勝っているソールオリエンス(牡3・美浦・手塚厩舎)。後続を突き放した前走の勝ち方は能力の高さを示していました。

 さらには、ホープフルS、弥生賞(GII・中山・芝2000m)でともに2着となっているトップナイフ(牡3・栗東・昆厩舎)、未勝利戦から前走のきさらぎ賞(GIII・中京・芝2000m)まで3連勝で勢いに乗るフリームファクシ(牡3・栗東・須貝厩舎)、前走の弥生賞1着馬タスティエーラ(牡3・美浦・堀厩舎)、前走スプリングS(GII・中山・芝1800m)1着のベラジオオペラ(牡3・栗東・上村厩舎)。ほかにも前走若葉S(L・阪神・芝2000m)1着のショウナンバシット(牡3・栗東・須貝厩舎)、共同通信杯2着タッチウッド(牡3・栗東・武幸厩舎)、朝日杯FSで2着のダノンタッチダウン(牡3・栗東・安田隆厩舎)など、どの馬にもチャンスがありそうな一戦です。

【好調ジョッキーの豪快な差し切りに期待】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 月曜日時点でAIが選出してきた本命は、ダノンタッチダウンでした。

 同馬は父ロードカナロア・母エピックラヴ(母父Dansili)という血統。デビューから3戦で、これまでの成績は[1-2-0-0]です。兄には20年のホープフルSを勝っているダノンザキッド(牡5・栗東・安田隆厩舎)がいます。

 ダノンタッチダウンのデビューは、22年10月の2歳新馬戦(中京・芝1600m)。GI馬・ダノンザキッドの半弟ということもあり1番人気に支持され、人気通り素質の高さを見せつけました。

 2戦目はデイリー杯2歳S(GII・阪神・芝1600m)で、川田将雅騎手に乗り替わり。ここでは出遅れもあり最速33.1秒の上がりを使いながらも2着と、僅かに勝ち馬に届きませんでした。

 そして前走の朝日杯FSでは、同じ鞍上を背に後方からの競馬に徹しましたが、またもや最速上がりを使いながら勝ち馬にクビ差届かずの2着と惜敗しています。

 まだ芝のマイル戦しか経験ないので距離が不安視されるかもしれませんが、そこは3度目の騎乗となる川田騎手が上手く乗ってくれるでしょう。桜花賞に続き、直線での豪快な差し切り勝ちに期待したいところです。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定した後のAIジャッジがどうなるのか…。レース直前のAI最終判断もお楽しみに!

(netkeiba編集部)

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