【船橋・マリーンC注目馬】連勝中のペルアアは重賞初制覇なるか

2023年04月12日 12:30

ペルアアの3連勝に期待(ユーザー提供:お気楽さん)

 4月12日(水)に船橋競馬場で行われるマリーンカップ(3歳上牝、JpnIII、ダ1600m)。来年からは3歳限定戦に変更となるため、現条件では最後の開催となる。

 古馬のダートグレード競走としては珍しく出走馬に重賞勝ち馬が不在。それどころか、JRA所属馬でOP/Lの勝ち鞍があるのはレディバグだけと、力比較が非常に難しいメンバーとなった。混戦模様から抜け出し重賞初制覇を飾るのはどの馬か。発走予定日時は12日(水)の20時5分。主な出走馬は以下の通り。

■ペルアア(牝4、栗東・野中賢二厩舎)

 インティやグリムなどダート活躍馬を多数送り込んだ野中厩舎から新星登場。21年10月にデビューを迎え初陣を白星で飾ると、その後は休養をはさみながら出走を重ねる。昨夏の新潟で2勝目を挙げ、今年1月から2月にかけ2勝クラスと3勝クラスを連勝。ダートでは連対を外さず、僅か7戦でOP入りを果たした。連勝中に勢いに乗り、重賞タイトル獲得なるか。

■チェイスザドリーム(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)

 昨年3月の3歳未勝利戦でデビュー。既走馬相手に白星を挙げると、その後も持ち前の先行力を武器に勝ち星を重ねた。昨年10月の外房Sは外枠発走になった影響が大きく参考外。続く12月のフェアウェルSで巻き返してOP入りを果たすと、今年2月の大和Sでは牡馬相手に4着と健闘した。初の1600mとタフな馬場を克服し重賞初制覇を狙う。

■レディバグ(牝5、栗東・北出成人厩舎)

 20年11月に初陣を迎え、単勝51.8倍の伏兵評価を覆す5馬身差の圧勝。その後も1400m〜1600mを中心に出走し、キャリア全19戦で2桁着順は1度のみと安定した成績を残している。昨年7月のスパーキングレディーCでは、同年のかしわ記念を制したショウナンナデシコからクビ差2着に好走と、牝馬同士なら実力上位の存在。5戦3連対と得意のマイルで久々の勝利目指す。

 そのほかにも、TCK女王盃5着からの巻き返し図るナンヨーアイボリー(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)、20年覇者サルサディオーネとの姉妹制覇に期待が懸かるサルサレイア(牝7、大井・堀千亜樹厩舎)、鋭い差し脚武器のレディオスター(牝4、船橋・矢野義幸厩舎)などが出走を予定している。

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