◆第83回皐月賞・G1(4月16日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り＝4月12日、美浦トレセン

　デビュー2連勝で京成杯を制し、無敗のG1制覇を狙うソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)がWコースで抜群の動きを見せた。強風が吹き荒れるなか、外ヴァーンフリート(4歳2勝クラス)を追走する形から5ハロン68秒1ー11秒2を馬なりでマークし、約半馬身先着した。

　2週連続で追い切りの手綱を執った横山武史騎手は、ラスト1ハロンの数字を伝え聞くと、「状態は言うことなし」と不敵に笑みを浮かべた。手塚調教師も「先週よりも状態はさらにアップしているのではないかと思う。持てるポテンシャルを発揮できる状態と思っている」と、仕上がりに太鼓判を押した。