今週の土曜日は、阪神競馬場でアーリントンC(GIII・芝1600m)が行われます。
過去10年の3着以内馬30頭の内、19頭が4角を7番手以内で通過しており、極端に後方から運ぶ馬には厳しいデータと言えます。
さらに先週の桜花賞と阪神牝馬Sの結果にも注目したいところです。このふたつのレースは今回と同じ条件であり、的中するためのヒントが隠されています。桜花賞では
リバティアイランドが驚異的な末脚を駆使し優勝していますが、2着と3着に入った馬は4角を4番手以内に通過。阪神牝馬Sでは4角6番手の馬が3着以内を独占しており、先行力を生かした馬の好走が目立っているのは意識したいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年のアーリントンCでは【残った馬】の
タイセイディバインが7番人気2着。
キングエルメスが4番人気3着と好走しています。
先週の桜花賞では【残った馬】の
リバティアイランドが優勝。
コナコーストが2着、
ペリファーニアが3着と上位を独占!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走1角13番手以下(前走連対馬は除く)
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:
オオバンブルマイ(過去の該当馬:15年
ネオルミエール3番人気9着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想される
オオバンブルマイが該当しました。
先述した通り、過去10年で4角を7番手以内で通過した馬が他を圧倒。そうなるとスタートからある程度の位置で競馬をする事が必要となってきます。したがって、前走で1角を13番手以下で通過した経験というのはマイナス材料と考えていいのではないでしょうか。
今回のレースで好走するには前走とは違う競馬の形が求められます。しかし、経験の少ない3歳馬が即座に対応するのは至難の業。前走で経験していない形に馬も戸惑い、力を発揮できないケースが多いのがこのような結果をもたらしている要因のひとつで割り引いて考えたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考に、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。