【POG】ライフセービング7月デビューへ「馬っぷり良くパワーもある」(栗東発)

2023年04月15日 11:54

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 16日には牡馬クラシック1冠目の皐月賞(中山、芝2000m)が行われるが、POGファンにとっては2歳馬の動向が気になるところ。栗東トレセンでは2歳馬ゼッケンが109番(4月14日現在)まで発表をされている。

 今回は現在入厩している馬や、ゲート試験合格後に放牧に出た馬のなかから、感触の良かった馬を3頭ピックアップしたい。

 まずはライフセービング(牡2歳、宮、父ビーチパトロール)から。母レインダンスは07年の秋華賞でダイワスカーレットの2着。ウオッカ(3着)には先着しており、世代トップ級の力を示していた。師は「ゲート試験は1回で合格して、放牧に出しました。馬っぷりが良く、パワーもあっていい馬です。芝の中距離を使いたいと思っており、今のところは7月あたりのデビューを予定しています」と話した。推定体重は500キロ。

 宮本厩舎の2頭も感触は良さそう。ブルーミンデザイン(牡、父ロゴタイプ、母レイトブルーマー)はゲート試験を1回で合格し、放牧へ。師は「仕上がりは早そう。今のところは心配するところがないです」と予定通りの調整過程を示唆。父は朝日杯FS、皐月賞をV。初年度産駒のラブリイユアアイズは阪神JF2着→桜花賞にも出走した。早い時期に活躍できそうな血統背景でもあり、楽しみな一頭だ。

 新種牡馬ニューイヤーズデイ産駒のエートラックス(牡、母スパイラルステップ)は、またがった調教助手がそろって「背中の感触が良くて、走りそうです」と話しており、厩舎でも期待の大きな一頭。均整の取れた好馬体で楽しみな素材だ。推定体重460〜70キロ。(馬三郎栗東支局・塩手)

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