マイラーズCに出走予定のジャスティンスカイ(c)netkeiba.com
4月23日(日)に京都競馬場で行われるマイラーズカップ(4歳上・GII・芝1600m)。安田記念へのステップとなる一戦にジャスティンスカイ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が川田将雅騎手とのコンビで出走を予定している。
ジャスティンスカイは父キタサンブラック、母リアリサトリス、母の父Numerousという血統。母はフランスで3勝を挙げた。
21年8月に函館競馬場の2歳新馬戦でデビューして2着に入ると、続く9月に札幌競馬場で行われた2歳未勝利戦で初白星を飾った。休養を挟んで22年2月のフリージア賞で2勝目を挙げたが、その後の2戦で敗れマイルに路線変更。
同年10月の鷹巣山特別はこれまでよりも後方の位置取りとなったが、直線外から鋭い決め手を発揮し勝利を挙げた。続いて挑んだ秋色Sでも上がり最速の末脚で勝利しOP入りを果たすと、リステッドの洛陽Sも制して現在3連勝としている。
2000mでも結果を出していたが、マイルに転じると上がり33秒台の末脚を連発し3連勝と素質が開花。イクイノックスやソールオリエンスが活躍見せるキタサンブラック産駒とあって、血統的な勢いにもあやかりたいところ。西の名門・友道厩舎が送り出す“新マイル王候補”の走りに注目したい。