昨年の菊花賞に続くGI2勝目を狙うアスクビクターモア(ユーザー提供:にっしゃんさん)
ディープインパクト産駒が天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)で父サンデーサイレンス超えのJRAGI・72勝目を狙う。
ディープインパクト産駒は11年桜花賞の
マルセリーナから22年菊花賞の
アスクビクターモアまで、JRAのGIを71勝している。これは父サンデーサイレンスと並んで歴代1位タイ。また、12年連続でJRAのGIを制しているが、これは14年連続のサンデーサイレンス、ステイゴールドに次いで歴代3位となっている。
天皇賞(春)には5頭のディープインパクト産駒がエントリーしている。中でも昨年の菊花賞馬の
アスクビクターモア(牡4、栗東・田村康仁厩舎)、阪神大賞典を制した
ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)の2頭は文句なしの優勝候補だ。
これまでディープ産駒は天皇賞(春)に延べ27頭が参戦。19&20年に
フィエールマンが連覇すると、21年には
ワールドプレミアが制して3連覇を果たしている。今年勝てば父サンデーに並ぶ4勝目で、父サンデーを超えるGI72勝目。強力布陣で偉業達成を成し遂げたい。
【天皇賞(春)に登録しているディープインパクト産駒】カッコ内は主な勝ち鞍
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アスクビクターモア(22年菊花賞、弥生賞ディープインパクト記念)
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ジャスティンパレス(22年神戸新聞杯、23年阪神大賞典)
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ディープモンスター(21年すみれS、23年関門橋S)
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ディアスティマ(21年札幌日経オープン)
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トーセンカンビーナ(20年松籟S)