京都新聞杯に出走予定のオメガリッチマン(ユーザー提供:totthiさん)
19年はここでの2着を足掛かりとした
ロジャーバローズが12番人気で日本ダービーを制覇し、それ以前にも
キズナ、
トーセンホマレボシ、
サトノラーゼンなど本番で活躍する馬がしばしば輩出されている。優先出走権はないものの、ダービーへ向け重要な役割を持つ。
1.上がりが掛かりやすい
京都開催だった直近10回に関して、レース上がりの平均は35秒6。全て良馬場で行われていたことを踏まえても、春の京都にしては上がりが掛かりやすいレースだと言える。それもあってか差しが良く決まっていて、逃げ馬が3着以内に残ったのは19年2着の
ロジャーバローズだけだった。
2.前走4角位置に注目
差しが決まりやすいということは、逆に言えば先行馬は苦戦しがちということ。京都開催だった直近10回に関して、前走の4角が1番手だった馬は[0-0-0-14]で、2番手だった馬も[0-0-1-30]と明らかに苦戦傾向。
3.未勝利勝ち直後は通用しにくい
京都開催だった直近10回に関して、前走が未勝利だった馬は[0-0-0-29]。中京開催だった近2回に関しても、前走が未勝利だった馬は馬券に絡めていない。
オメガリッチマンは京成杯で2着があるように重賞でも力は通用する馬で、前走の毎日杯でも6着とは言え3着までとは0秒3差で大きくは負けていない。これまでの実績からして上がりの掛かるレースは合いそうだ。