東京湾Cに出走するヘルシェイク(ユーザー提供:natsumiさん)
船橋競馬場で5月2日(火)に若潮スプリント(3歳・SIII・ダ1200m)、3日(水)に東京湾カップ(3歳・SII・ダ1700m)が行われる。前者は3歳短距離王決定戦・優駿スプリントへのステップレースで、後者は南関東の3歳王者を決する東京ダービーへの前哨戦となっている。本稿では2重賞に出走する注目馬を一部紹介。先の大舞台に駒を進めるのはどの馬か。
【若潮スプリント】
■スタードラマー(牡3、大井・須田和伸厩舎)
昨年5月に門別競馬場でデビューし6着。同年8月の未勝利戦で初白星を飾ると、シーズン終了までに3勝を挙げた。同年末からは南関東に本拠地を移し大井と船橋で1200mを舞台に3連勝。豊富なキャリアを武器に重賞制覇に挑む。
■フジコチャン(牝3、大井・荒山勝徳厩舎)
前々走で準重賞の桃花賞を制し、南関牝馬クラシックの桜花賞にも駒を進めた実力馬。兄には、2日(火)のかきつばた記念に出走するテイエムサウスダンがおり、兄姉には船橋の短距離戦で活躍した馬が複数いる。血統背景も魅力十分で、初距離であっても期待出来そうだ。
【東京湾C】
■ヘルシェイク(牡3、川崎・高月賢一厩舎)
某アニメの影響で矢野騎手とのコンビが話題を集めているが、人気だけではなく実力も折り紙付き。デビュー戦は4着だったが、2戦目から3連勝。着差も「5馬身」「2馬身半」「2馬身」で、前走もゴール前では流す余裕も見せていた。勢いそのままに初タイトル獲得なるか。
■ピノホホッア(牡3、浦和・野口孝厩舎)
キャリア全5戦で3着以内を外していない安定株。デビュー戦で白星を飾ると、2戦目には早くも重賞ゴールドジュニアに挑戦し3着に好走した。その後もハイセイコー記念でマンダリンヒーローから0.9差の3着。ニューイヤーCでも2着と見せ場を作った。4度目の挑戦で悲願のタイトル獲得を目指す。