16日、中山競馬場で行われたセントライト記念(3歳、GII・芝2200m)は、柴山雄一騎手騎乗の1番人気{horse=2004110265:ロックドゥカンブ}(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が中団追走から抜け出すと、外から一気に末脚を伸ばした2番人気ゴールデンダリアの追撃を1.1/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分12秒0(良)。さらに3馬身差の3着に14番人気スクリーンヒーローが入った。なお、上位3頭には10月21日に京都競馬場で行われる菊花賞(GI)の優先出走権が与えられる。
勝ったロックドゥカンブは、父Red Ransom、母Fairy Lights(その父Fairy King)という血統のニュージーランド産馬。半兄にニュージーランドダービー(新G1)2着のローマンチャリオット Roman Chariot(父Faltaat)がいる。
今年3月のデビュー戦(阪神・芝1800m)を制し、続くマカオJCT(500万下、中京・芝2000m)もゴール前で鋭く追い込んで快勝。前走のラジオNIKKEI賞(GIII)で重賞初制覇を果たしており、これでデビューから4連勝となった。通算成績4戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の柴山雄一騎手は、ロックドゥカンブで制したラジオNIKKEI賞に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算5勝目。管理する堀宣行調教師も同レースに続く今年のJRA重賞4勝目で、通算5勝目となった。