【地方競馬】メンコイボクチャンが南関3歳スプリント重賞で初タイトル!7番人気の低評価をはね返した!

2023年05月02日 21:35

 若潮スプリントを制したメンコイボクチャン(撮影・持木克友)

 「若潮スプリント・S3」(2日、船橋)

 2番手から直線入り口で先頭に立った7番人気のメンコイボクチャン(牡3歳、船橋・渡邊貴)が、南関東移籍2戦目で重賞初制覇。「優駿スプリント・S2」(6月27日・大井)と「習志野きらっとスプリント・S1」(7月25日・船橋)の優先出走権をゲットした。2着にゴール前で猛追した4番人気のフジコチャン、3着は好位から迫った6番人気のクラティアラ

 2番手から抜群の手応えで直線に向いたメンコイボクチャンが、逃げたハーンドルフをあっさりかわして先頭。鞍上の右ステッキに鼓舞されながら、ゴールを目指して一直線。最後は外から猛然と襲いかかったフジコチャンを振り切り、初の重賞タイトルを手にした。

 休み明けの前走は砂をかぶって頭を上げていたが、この日はスタートも決まって実にスムーズ。初コンビでVへ導いた沢田龍哉は何度も過去のレースを見て臨んだ。「左回りだと3、4コーナーの進みが悪いと思って気をつけていたけど、よほど具合が良かったのか、そこでハミを取ってくれた。これなら勝てると」と胸を張った。自身通算3勝目の重賞はうれしい地元初タイトルとなった。

 渡邊貴光師にとっては開業12年目の初重賞。当初は賞金順で出否が微妙だっただけに「幸運でした。重賞を勝つには全てがかみ合わないとダメなんですね」と喜びをかみしめた。次走は優駿スプリントの予定。これから勝ち星を重ねていけば、その愛らしいネーミングからも人気上昇は間違いなしだ。

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