【新潟大賞典】前走上がり3F最速馬が好成績 カレンルシェルブル&カイザーバローズに注目

2023年05月05日 09:15

前走の福島民報杯を制したカレンルシェルブル(ユーザー提供:Dヘリオスさん)

 新潟外回りが舞台の新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)は末脚が生きるレースだ。新コースでの施行となった02年以降の21回を振り返ると、逃げ馬は20年2着アトミックフォースの1連対のみ。対照的に4角10番手以下の待機組からは7頭の勝ち馬が誕生している。

 そこで注目したいのが前走で上がり3F最速をマークしている馬だ。該当45頭で[8-4-5-28]の勝率18%、複勝率38%。これだけのサンプル数がありながら、回収率は単勝が楽々プラスの140%、複勝でも98%あるから凄い。

 今年は2頭が該当する。カレンルシェルブル(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)は前走の福島民報杯でオープン初勝利。当時は小回りの福島だったが、昨秋に今回と同コースの魚沼S(3勝クラス)を制しているので、舞台替わりは問題なし。ハンデも57kgなら十分に勝機はある。もう1頭のカイザーバローズ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)も侮れない。何と言っても昨年の2着馬。その後は苦戦続きだが、今回は休み明け2戦目、2000mへの距離延長とプラス材料が揃っているので、ガラリ一変があっても不思議ない。

 結論が出ない混戦こそデータの出番。19年の1着メールドグラース・2着ミッキースワロー以来となる“前走上がり3F最速馬ワンツー”となれば、好配当は必至。2頭の馬連&ワイドはぜひとも買っておきたい。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。