阪神ジャンプS、コウエイトライがレコードV

2007年09月17日 14:40

 17日、阪神競馬場で行われた阪神ジャンプS(3歳上、JGIII・芝3140m)は、小坂忠士騎手騎乗の1番人気{horse=2001109085:コウエイトライ}(牝6、栗東・田所清広厩舎)が、先行集団の後ろをスムーズに追走すると、3周目で早くも先頭に。直線で後続に詰め寄られるとさらにひと伸びして、7番人気メイショウタローに2馬身差をつけて優勝した。牝馬では初となる障害重賞5勝目を挙げた。
勝ちタイムの3分27秒9(良)はレコード。さらに7馬身差の3着に8番人気のオースミサムソンが入り、03年NHKマイルC(GI)の勝ち馬で3番人気のウインクリューガーは4着だった。

 勝ったコウエイトライは、父オペラハウス、母はJRA3勝のダンツビューティ(その父ホリスキー)という血統の鹿児島産馬。半姉に98年小倉3歳S(GIII)を制したコウエイロマン(父マークオブディスティンクション)、叔父に93年セントライト記念(GII)を勝ったラガーチャンピオンがいる。昨年の小倉サマーJ(JGIII)で重賞初制覇を飾ると、阪神ジャンプS、東京オータムJ(JGIII)をいずれもレコードで連勝。今年に入っても好走を続けており、前走の小倉サマーJも制していた。通算成績38戦9勝(うち障害16戦8勝、地方1戦0勝、重賞5勝)。

 鞍上の小坂忠士騎手は、コウエイトライで制した小倉サマーJに続く今年のJRA重賞2勝目で通算8勝目。管理する田所清広調教師も、同レースに続く今年のJRA重賞2勝目で通算8勝目。

 なお、従来のコースレコード(基準タイム)は4月1日にサウスポールが記録した3分30秒6(稍重)だった。

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