ライデンリーダー(4歳牝馬特別・西-GII)やシンプウライデン(名古屋優駿-交流GIII)などの父ワカオライデンが21日夕方、繋養先である北海道安平町の吉田牧場で老衰のために死亡した。26歳だった。
ワカオライデンは、父ロイヤルスキー、母オキワカ(その父リマンド)という血統。83年11月に栗東・戸山為夫厩舎からデビューし、ニシノライデンの失格により繰り上がり優勝となった85年朝日チャレンジC(GIII)などを制した。その後、金沢を経て移籍した笠松で快進撃を続け、東海菊花賞、名古屋大賞典などに優勝。通算27戦13勝(うちJRA18戦6勝、重賞6勝)の成績を残した。
母が伝説の名馬テンポイントの半妹という血統を買われて生まれ故郷の吉田牧場で種牡馬となり、上記2頭のほかにもトミケンライデン(全日本サラブレッドC-交流GIII)、サブリナチェリー(東海ダービー)など多くの活躍馬を残している。