安田記念に出走予定のセリフォス(C)netkeiba.com
6月4日に東京競馬場で行われる安田記念(3歳上・GI・芝1600m)。GI馬10頭を含む豪華メンバーが揃うレースにセリフォス(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が、D.レーン騎手とのコンビで出走を予定している。
セリフォスは父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父Le Havreという血統。
21年6月に中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。初戦を白星で飾ると続く新潟2歳S、デイリー杯2歳Sを連勝し、無傷の3連勝で朝日杯FSに駒を進めた。結果は後の日本ダービー馬ドウデュースに0.1秒差の2着となった。
22年はNHKマイルCと安田記念に出走を果たすと、共に4着に好走。秋初戦の富士Sで重賞3勝目を飾ると、マイルCSで初のGI制覇を果たした。今年はドバイターフから始動。初海外遠征&初の1800m戦ながら5着となった。通算成績は9戦5勝。
セリフォスはキャリア9戦のうち8戦、芝1600mのレースに出走。22年マイルCSでは今年の安田記念に出走予定のソダシやダノンスコーピオン、ソウルラッシュ、シュネルマイスターらを抑えるなど、マイル路線で華々しい活躍を見せている。
3度目のコンビを組むレーン騎手は今年の日本ダービーでタスティエーラに騎乗して勝利。勢いそのままに通算6度目のJRAGI制覇となるのか、セリフォスの走りとレーン騎手のエスコートに注目したい。