●中舘英二騎手
このレース初制覇。JRA・GIはヒシアマゾンによる93年阪神3歳牝馬S、94年エリザベス女王杯に続く約13年ぶりの通算3勝目で、全て牝馬による勝利。JRA重賞は05年ファルコンS(GIII、カズサライン)以来、約2年4か月ぶりの通算23勝目。
●石坂正調教師
00年のダイタクヤマト以来のこのレース2勝目。JRA・GIは06年ジャパンCダート(アロンダイト)に続く通算3勝目。JRA重賞は新潟大賞典(GIII、ブライトトゥモロー)に続く今年3勝目、通算15勝目。
●アドマイヤコジーン産駒
現3歳が初年度産駒で、JRA・GI初制覇。JRA重賞は4勝目で、全てアストンマーチャンによるもの。アドマイヤコジーン自身は02年のスプリンターズS(新潟)でビリーヴの2着だった。
●馬主・戸佐眞弓氏
JRA・GI初制覇。重賞勝ち馬もアストンマーチャン1頭のみ。
●生産者・社台ファーム
03年のデュランダル以来のこのレース制覇。
●3歳牝馬の優勝
3歳馬の優勝は98年のマイネルラヴ(牡)以来9年ぶり。3歳牝馬の優勝は92年のニシノフラワー以来15年ぶり。また、開催時期が12月から秋開催に変更になった00年以降は連対も初で、昨年3着のタガノバスティーユ(牡)が最高だった。
●牝馬の優勝
02年のビリーヴ(牝4)以来5年ぶり。2着サンアディユも牝馬で、牝馬のワンツーフィニッシュはGI昇格後の90年以降初となった。