30日、佐賀競馬場で行われた8R・アルデバラン賞(2歳、ダート1400m)に、“フサイチ”でお馴染みの関口房朗氏が所有するフサイチサガントス(牡2、佐賀・東眞市厩舎)が、鮫島克也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)で出走。2番手追走から4角で先頭に立つとリードを広げ、2番人気スターオブジャンプに7馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分30秒2(良)。
同馬は父タニノギムレット、母イブキコンテッサ(その父フジキセキ)。叔父に04年浦和記念(交流GII)を勝ったモエレトレジャーがいる血統。06年セレクトセール1歳にて750万円(税抜)で落札されている。初戦は8馬身、2戦目は4馬身、3戦目の前走は7馬身でそれぞれ圧勝している。
なお、一般公募にて決定された馬名の「サガントス」は佐賀競馬場のある鳥栖市がホームのプロサッカーチーム「サガン鳥栖」に由来している。