◆三宮S・オープン(6月11日、阪神競馬場・ダート1800メートル)
これまで4勝すべてが阪神の1800メートル戦という舞台巧者。今回と同じ条件のベテルギウスS(12月28日、リステッド)が好内容だった。ゴール前は激戦だったが、勝ち馬
サンライズウルスとは頭差の2着。のちに
マーチSで重賞を手にした
ハヤブサナンデクン(3着)を抑えており、適性の高さを示している。
前走の平城京S(5月6日、京都・ダート1800メートル)は7着だったが、自身は上がり3ハロン36秒8をマークしており、流れも向かなかったようだ。約2か月ぶりの実戦をひとたたきして、上積みは十分に見込める。ハンデ次第でチャンスは広がるかもしれない。(吉田 哲也)