4角先頭から押し切ったパライバトルマリン(カメラ・大野 英之)
◆第59回関東オークス・交流G2(6月14日、川崎・ダート2100メートル=稍重)
3歳ダート女王の座を争う一戦は13頭(JRA4、南関東8、園田1)によって争われ、戸崎圭太騎手が手綱を執った3番人気の
パライバトルマリン(美浦・林徹厩舎、父
マリブムーン)が4角先頭から押し切り、重賞初制覇を果たした。勝ち時計は2分20秒4。
1馬身差の2着は5番人気の
クレメダンジュ(和田竜二騎手)。さらに3/4馬身差の3着には1番人気の
メイショウオーロラ(横山典弘騎手)が入り、上位をJRA勢が独占した。
戸崎圭太騎手(
パライバトルマリン=1着)「いいスタートを切って、いいリズムで走ってくれた。追い切りに乗って少し距離の不安がある印象だったけど、道中はゆっくり走って、これなら距離も持つのではと思った。思った以上にうまく走ってくれて(初距離、初ナイターなど)初ものづくしもうまくクリアしてくれた。この距離をクリアしたことで(今後の)視野も広がってくると思う」