現地時間6日、米・サンタアニタパーク競馬場で行われたクレメントLハーシュ記念ターフ選手権(3歳上、米G1・芝10f)は、J.タラモ騎手騎乗の2番人気アルティストロワイヤル Artiste Royal(牡6、米・N.ドライスデール厩舎)が、連覇を狙う1番人気ザティンマン The Tin Manに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒89(良)。さらにクビ差の3着にはイシピンゴ Isipingoが入った。
勝ったアルティストロワイヤルは、父デインヒル、母Agathe(その父Manila)という血統の愛国産馬。全姉にAquarelliste(仏オークス-仏G1)、従姉にCape Verdi(英1000ギニー-英G1)、伯父にアルカング(BCクラシック-米G1)がいる。
04年5月にフランスでデビュー。ラクープ(仏G3)など4勝を挙げた後に、06年4月にアメリカに移籍した。昨年のこのレース3着など重賞戦線で善戦しており、今回、移籍後初勝利をG1制覇で飾った。通算成績20戦5勝(重賞2勝)。